一年前、法律を守る会社であると明言したあの長谷工が、今・・


  「環境省は自然と共生する豊かな地域社会を未来の子どもたちに」と「生物多様性国家戦略」で述べています。利益優先の事業のために国土の自然環境が急激に悪化して、オオタカのような絶滅の危機に瀕している野生動植物が多くなっています。そして地域に於ける生物の多様性を守ること、すなわち、野生の生き物たちにあふれる豊かな地域社会は、未来の子供達の生活をも支えるかけがえのない財産であると呼びかけています。
  各行政は今、その実現に向けて努力している最中でありますが、長谷工と関係五社は再三の指導にも従わず、絶滅危惧種であるオオタカなど猛禽類の種の保存法律を無視し、強引に事業を進めようとしています。トキが絶滅したその二の舞をさせてはならないのです。社会に対する企業の責任として、その持続可能性を追求する義務があるとの考えから、株主、従業員、消費者そして地域住民などの利害関係や環境に対して責任を負ってるとの考えが一般的になりつつあります。法律、条例を守ることは全く当然であるが、社会的公平性や環境に配慮した経営をしなければ、企業として存続していけない時代です。



 施工業者と建築主の社会的責任を問う大きな看板が、グランド跡地前に掲示されました。今までの再三にわたる環境省・東京都・町田市などの行政の指導の実体を広く皆様にお知らせし、国民的財産であるオオタカを含む、バランスのとれた自然環境を破壊しようとする事業者・(株)長谷工コーポレーションとその関係五社の姿勢を糾弾しています。

(それぞれの写真をクリックすると拡大写真が別窓で開きます)



 600戸の巨大マンションの建設は、当然ながら、自然環境問題以外にも、狭隘な道路のための交通渋滞と学童の安全、排気ガスによる大気汚染、ビル風等の風害、光害、景観破壊、近接する住宅への圧迫感など、工事中はもちろん、完成後の問題も多々あります。マンションの計画は、地域に合った住民も含めた環境バランスのとれた都市計画の範囲にあるべきです。事業者の協力無くしては子供たちの未来は悲惨なものになるでしょう。皆様の心からの支援をお願い致します。







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