原町田の恒例ミニ写真展
(8月7日)




 原町田の週末ミニ写真展、8月7日(日)の様子をペンネーム:館築哲人さんがレポートしてくれました。



 とてつもない猛暑。 35℃と温度計はうなぎのぼりでした。 アスファルトの先は熱気で揺らいでいました。 モデルルーム前の戦線は静かで異常なし。 時おりあぶら蝉が思い出したように声を絞りだしていました。

 浄運寺の白い塀に新しい横断幕は強烈でした。 「ハセコーは街壊しをやめ撤退せよ」「違法建築裁判中」道行く人、自転車を止める人、信号待ちのドライバーの目は、このはためくのぼりと、張りぼてのモデルルームを目で追って通り過ぎていきます。 モデルルームを見上げる口元にわずかに嘲笑を残していくように感じました。

 立って動かない我々の向こうに、愚かな決断とつまらぬ面子にこだわり続ける男たちの城がある。 にらみ続けているだけ退屈なのでいろいろな空想をしました。 『もう誰にもとめられないよ。はじめてしまえば勝ちさ。年寄りや女どもはそのうち消えるさ。』と高笑いした男たち。 あなどるなかれ、長谷工の愚行を101人が毎日7人に喋っている。 6000世帯の家族が50年以上、長谷工を決して許さない。
 りそな銀行から長谷工の社長になった男。 見よ、多くの銀行員の粛清の屍と清算すべきだった会社の反社会活動を。 そうだ、できることからやろう。 我々の厚生年金で長谷工の株を買うな。 エコファンドに長谷工の株を組み入れるな。 外資にメッセージを送れ。 国際組織に事実を伝えよう。 金融庁は知ってるかな。 東武のこと国土交通省は知ってるかな。 外務省は絶滅危惧種国際条約違反の企業を糾弾するのかな。 6のつく日の値を崩せるだろうか。他の事業者は長谷工と責任者個人への損害賠償を検討せよ。……などなど。

 二人連れの町田生まれの町田育ちの人が声をかけてくれました。 「あんたまだ現役だろ。えらいよな。気に入った。」 「玉学は良く知ってるよ。狭い道の事も。あそこをでるのはおっかないぜ。 あれは売れない。あの場所じゃ高い。歓迎されないところに住もうなんて俺はおもわねぇな。 周りと調和させて作り様ってもんがあるよな。」  私が説明するより先にいろいろ二人で話していました。 一人の方がオオタカについても部分的に知っていました。 私はそれをバックアップする自然体系と市民の努力について補足しておきました。 皆さんにはすみません。 実は冷たいアイスコーヒーをごちそうになりました。

 二中の近くに住む年配の奥さんも声を掛けてくれました。「大変ね。わたしのとこからも見えるわよ。恩田川から薬科大の尾根は大好きよ。子供といっしょにいったもの。くやしいわね。」 「でもなんでもできちゃうところなんでしょ。」とおっしゃるのでもともと町田市が厚生施設や研究施設を誘致したところで、目的が変われば内容も変更し事業者はもっと謙虚であるべきだとお話しました。

 物言わぬ静かな戦線ですが、巨大な魔物が伸びるにつれて、密かに支持してくれるひとや理解してくれる人が声をかけてくれたことを本当に嬉しく思った一日でした。 敵の戦果は少ない。 投売りや「はげたかファンド」の跋扈が危惧されている。 モデルルームから正門前に戻りテント小屋で頑張った仲間と合流。 冷たいお茶をまたおいしく いただきました。 一人ではない戦い、たとえ上場企業と威張っていても裏で罵声を浴びせるような社員であれば、我々はたたかえる。
ペンネーム:館築哲人
写真はY氏提供



 正門前の情報では、現地見学に来たのは、午前2組、午後1組のわずか3組だけだったとのことでした。



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