南口だよ、おっかさん!
(8月5日)


 
8月5(日)の駅南口での写真展の様子を、ペンネーム:○とさんがレポートしてくれました。


北口商店街、恩田川と、このところ“さまよえる湖”ロプノールみたいに神出鬼没の写真展。 ついにやって来ました、玉川学園南口! ずっとまえからやりたかったんだけど「場所ないじゃん」「駅の改札広場は?」「ムリムリ、小田急ってプラットホームにユニヴェルの看板出してんだぜ〜〜〜」。 鉄路は腐る。 ところが、あったんです。 土日は使われていない駐車場が駅のまん前に! オーナーが了解してくれて、本日開催の運びになりました。
午後3時スタート予定、準備時間集合は確か2時だったかな? ところがやる気まんまんのスタッフ10余名、随分早くからスタンバイ。 炎天下の中、設営完了はなんと2時30分頃。 正門前のとはちがう“新品テント”これは町内会の貸し出しで、今や名物と化した「鳥小屋」に「竹炭アート」などなどの販売店に変身。 ユニヴェルシオールが建ってしまってもなぜ運動を続けているのか?争点は何なのか? を高校の文化祭(失礼…)のように、テーマごとにパネル化した労作の数々をザザっと並べまくりました。広報の刷り物も、よくある質問をまとめた「Q&A」、自然環境担当からは環境保護テーマのきれいな小冊子「私達の守りたいもの」。そして先の結審の時に感動で法廷をゆるがせた原告団長の「意見陳述書」などなどを即席の簡易図書コーナーに。(机の上に並べただけだけど。)
まだ日陰が出来ないこの時刻、駅側の建物の陰が出来てる歩道を行く人は多いのですが、あきらかに生命体に極度の負荷を強いる強烈な陽射しのこの駐車場広場!誰が好き好んで道を渡ってくるであろうか、、、と思っていたら団体でどどーっと。 「は?」。 来ていただいたのは、ご近所、三輪町で紛争をかかえたみなさんでした。 熱心にこちらのスタッフの話に耳を傾けていらっしゃいましたね。 今日は他に、東習志野のなんと1500戸!のハセコーマンション事業に反対を唱えているリーダー格の方も見学に来ていらっしゃいます。 スタート前からなにやら賑わってしまった写真展。 「あれ、肝心の瓦版ニュースの最新号は?」 それはちゃんと定刻3時に届けられたのですが、みんなは巌流島の佐々木小次郎の心境! 「おそい!おそいぞ瓦版ムサシ!」だったんですね。 中盤には中学生の部活帰りの団体がどどっと。 「う〜ん、社会勉強になるねー」。こればかりは杉並区の世の中科の授業でもやってませんよ。 (自慢してもしょうがないか…)。
「北口」と比べると、やはりご当地意識の方が多かったような気がします。 パネル写真を指差しては「この時、私もいたんですよ、この現場に!」という声も聴きました。 その方がそっとカンパ箱に寄付を入れてくださる姿も目撃。 ありがたいです。 写真を撮りながらの私でも何人かの方と話し込めました。 「もー絶対いつ事故が起きるか心配です!」と訴える南大谷小か中学にお子さんを通わせる主婦の方。 「私は30年前に目黒から越してきてここが大のお気に入りなんだけどさ。だいたい、立つ前に何やってたの?参加してなくてわるいけどさ、町田市がおかしいよね!」憤懣やるかたないべらんめえ調の江戸っ子母さん。 玉ちゃんバスの車中から、小田急OXのウインドウ越しから、たくさんの視線も集められました。
“ず〜っと裁判中!”の2本の幟が目をひきつけたものの、ユニヴェルシオールの字が小さかったかなァ。 ○○駐車場の大看板に“ユニヴェル裁判の争点早分かり展”なんて臨時に掲げればよかったかも。 この陽射し!どでかペットボトルの空ボトルるいるい。 メモしきれない市民の生の声るいるい。
ぺンネーム:○と
(写真はT氏提供)






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