尾根道での写真展
(2月17日)



 2月17日(土)、尾根道での写真展の様子を、ペンネーム:○とさんがレポートしてくれました。

12日午前10時半頃、太平洋上で釣り糸を100メートルほど垂れていると携帯に 緊急連絡! 「また尾根道ののぼりがたくさん折られた!旗も切られた!バス停の掲示板の ラミネートもどぶに捨てられてしまった!」 ムムム、またしても悪辣な妨害行為! 眼前の伊豆大島に向かって「卑怯者〜〜〜」と唸っていると、まわりの釣り客達 から「何かあったの?例のマンションの件かい?」かいつまんで事情を話すと 「そりゃひどいな、おつむの程度が疑われちゃうねぇ」などと。 きっと今日一杯、この事件で現場は大変だろうな…と思いつつ釣り続行…ゴメン ナサイ。
さて、天気予報では明日の日曜日が怪しい雲行き。 そこで写真展を本日開催することになりました。 今日は新しいパネルを用意。 2月6日の裁判の模様を取り上げた新聞記事コピーをパネルにペッタンコ。 「環境・景観を無視した巨大マンションの裁判!!」 「1敷地1建物団地の原則に違反」のリードコピーと小見出しが目をひく画期的な 記事です! 尾根道を散歩する近隣のみなさんにぜひお知らせしなくっちゃ。 午後2時過ぎに現場着。 12日の午後一杯かかっただろうのぼりの修復作業の成果を確認しました。 みなさん本当にご苦労さまでした。 「こんな大きな看板を引きちぎって公開緑地にブン投げるなんて、そうとうヒツコ イ性格の犯人なんだろうなあ」と修復箇所をまわっては仲間とワイワイ。
(新聞記事写真をクリックすると新聞記事のページが開きます。)
監視にやって来たハセコー社員にも新聞コピーを読む事を勧めましたが、黙っ て公開緑地側に立ち去り携帯メールをプチプチ。 「今晩の夕餉の内容確認かしら?」 今回の破壊行為には、こちらの財産の不当な侵害・金銭的損害もリアルにある わけで刑事事件に発展しかねない。 「ヒツコイ性格だから、犯人はまたきっとやらかすぞ」。 「深夜の見張り番たてようか?」 「かんべんしてよ〜」などとワイワイ。 さて、肝心の写真展、天候も悪く尾根道を散歩する人は先週の日曜日に比べる と激減。 それでも訪れる人はほとんど足を止め見入っていただけました。 「私は7丁目なんですけど、やっぱり森が壊されてマンション建ちました。そこも ここみたいにほとんど売れていなくて、いったい何のために二度と戻らない自然 を破壊したのか理解に苦しむ!」 「便利さを求めるんだったら、都心に住めばいいんだよな。自然を求めてやって 来たその本人が自然破壊の張本人なんて構図がここ玉川学園にはありますわ な」。 けだし至言ですね。
町ぐるみで本気に考えないとここいらのグリーンベルトは私企業の餌食になって しまう。緑の土地を持っている人は相続税や固定資産税の重石を逃れるために 手放さざるをえないケースもあり、先週も近くの森が伐採されてしまった。 町田市の行政はソコントコどう考えてんでしょうね??? 小野路にでっかい駐車場付きの公園を整備したって自慢してるレベルだから、ち っとも期待できないんだよなァ。 行政への悪口は床屋談議のガス抜きレベル…いけねえいけねえ。 今日写真展に訪れた方々の胸に“かしの木山の愛くるしい小鳥達・悠々と舞うオ オタカ・地元の人達の倦むことのなき努力・そして真実を知らしめる裁判記事”が 熾り火のような作用をし、どんな小さなことでもいいから明日の行動を促す契機に なることを願って! な〜んてすこしはマジに思いながら重たいスタンドを10本かたづけたのでした。

追伸:片付け作業をしていると、ユニヴェルの現地案内地図を持った若いご夫婦 が通りかかりました。 仲むつまじく二人で乳母車を押し、のぼりの数を目で数えながら南台へ抜けて行 きました。 新しい被害者を出さないためにも「ここののぼりは必用なんだなァ」とつくづく。
ぺンネーム:○と
(写真はT氏提供)






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