春の写真に、初夏の日差しで…
(6月15日)

6月15日(日)の北口商店街での写真展の様子を、ペンネーム:○とさんがレポートしてくれました。


6月は衣替え。 サラリーマンもクールビズスタイルのノーネクタイ。 ワタクシ、ネクタイ大嫌いなのでこの時期を待ち望んでいました。 それでも若造の頃は、1本1万円するブランド物を見栄で首絞めてました。 最近は悟る所あり、100円ショップの裁縫のしっかり感に「違いが分かる 男像」の幻想一直線!ヴェトナム製を数本、必須アイテムとして所有。年 間それで通しています。コストは500円くらいかしら?いばって首絞めてま したが、やはり無いに越したことはないのです(個人的には)。 さて写真展のパネルも衣替え。 路上の近景と、この地域特有の生活道路になっている尾根道で活写した 中景10数点を冬景色から差し替えました。 遠景の丹沢山系の写真は、残念ながらくっきり写せたものが無く冬バージ ョンのまんま…。やっぱり空気が澄んでる冬季の物は不動です。 でも、衣替えとはいうものの、写真は桜の季節の終盤から5月にかけての 物ばかり。ちと気が引けます。花々に覆われたここ学園の様子が少しでも 現せたらと…!
署名活動というヒモツキで恩田川で2回行った写真展。 署名数の少なさから、本日は起死回生の意気込みで北口商店街防災倉 庫前に乗り込みました。 ところがドッコイ、署名数は恩田川よりも少ない結果に。 理由は、町内会で回っている回覧板ですでに済ませている方が多数いらっ しゃったから。 中には「目黒に住んでる弟にも連絡して、家族分全部もらっって提出したか らね」なんていう方も。う〜ん、ありがたいことです。 今日署名していただいた方は、回覧板では見落としたかさほど身近なこと に感じなかった方ばかりだとしたら、この現場で情報発信することが少しは 役に立ったようですね。 情報発信の中身は、ユニヴェル高層階撤去裁判・高裁の判決日が決まった こと。どちらに転ぶにせよ、最高裁まで争われるだろうという現実。 「三菱化学生命科学研究所・解散」の波紋と景観破壊の開発抑止につなが るこの運動のポジション。など。
この町のあちこちで起こっている雑木林の喪失。学園都市誕生時の個人宅 の売却後の狭小戸建乱立現象などは、ギャラリーからの情報入手。 「無窮繪図書館」の今後の不安もギャラリーからでした。 さまざまな立場の方達が、町の風景写真とプロが撮ったかしの木山の動植 物の写真に触発されたのか、この“まち”への愛着を口にしてくれました。 情報発信のもう一つ、「近藤産業・破産」は新聞記事でご存知の方も多いも のの、ユニヴェルの事業主に名を連ねているということを知るにおよび、な〜 るほどと。 この場での写真展、はて何回やりましたっけ? 当初は建ってしまっているのに今さらなぜ反対してるの?の声が多く聞かれ ました。 最近うれしいのは「建ってはいるけど、やはり全部埋まってないんだよね?」 とか「いつになったら完売するのかね?もう中古もいいトコだろ、値下げしたら 入居者ともめるだろうねえ」「30年もすれば廃墟でしょ?巨大なムダでしょ?」 などの声がまさって来た様な手ごたえを感じます。 “住み良いまちは住む人の手で”の横断幕のキャッチフレーズがちょっとずつ 、、この地域の人々のこころに浸透してくれているのならいいなあっと。 金儲け主義のデベロッパー側は、最近のマンション不況の状況が決して一過 性の経済のトレンドではなく、人類共通の志向性の変化にあることに気づくべ き時期に来ていますね。
ぺンネーム:○と
(写真はT氏提供)






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