「不当判決」にも揺れない写真展
(5月27日)


 
5月27(日)の北口商店街での写真展の様子を、ペンネーム:○とさんがレポートしてくれました。


いや〜、暑いッス。 天気予報では午後3時にはお湿りが…。 なんのなんの青空が広がってお天道様ギンギラギン。 ここ北口商店街の防災倉庫前の広場には“日陰”はありません。 尾根道の写真展は良かったな〜。 薬科大から枝を伸ばした緑が日傘になってましたからね。 でも人通りが多いので広報にはもってこいの場所柄、頑張ろう写真展! 両隣の商店の方からも了解と応援を得られ、意気揚々の第2回「自然・裁判・ 運動−5年目突入の軌跡」の写真展。 しかし、この暑さのせいか、午後3時を回っても人通りはまばら… ゴーストタウンかしら??? 4時を回って買い物かご付き自転車の主婦の方が「自然」テーマのパネル前で 急ブレーキ。やはり愛くるしい小鳥や神秘的なカメムシ君の写真はインパクト あるんでしょうね。
今日は24日の「建築確認処分取り消し行訴の控訴裁判」に「不当判決が出た」 つまり「負けた」の報告パネルも出したので、チラッと眺めては目が泳いでいる人 も確認。 「いけねえ、キチンと説明しなくっちゃ!」。 なにしろワタクシ自身「負けた」の報にガックシきた方なので、一般の方には (特にこの運動を支援していただいている方には)ショック、と感じられるでしょう。 とにかく、わかりにくい判決文でした。 タテ・ヨコ・ナナメ読みしてもわかりにくく、しまいには逆にして蛍光灯に透かして 読んだけど「分からないー!」。 う〜ん「却下」とあるけど、負けてないような、勝っちゃったような…。 説明パネルには今後「民事裁判勝利への展望開く!」という仲間の提案の文言 を大書きしなくっちゃ! かいつまんでいうと、この裁判は第1審が不服なのでこちらが訴えたもの。 そして第2審の高裁では再度「建築の違法性」を求めたものの「違法じゃない」と いって棄却したのではなく、「そんなことは町田市が決めることで、おれっちには かかわりがねえことでござんす」と裁判所が却下したもの。 「棄却」と「却下」は違うんだと。 キャッキャキキャキョク…むむむ。 ちゃんと違法性を認めてくれなかったのは残念だけど「違法かもしれないけど?」 といってくれたようなものという、どうも腸捻転ウルトラCの判決だったんですねぇ。
とにかく裁判官の書く文章ってのが、頭のワリイおいらには、店先で宇宙人が大阪 弁で値引き交渉をしているようでなんともタハハなんですよねぇ。 その裁判官の中の一人はとうとう“さしつかえがあり、判決文に捺印しなかった”と いうからわけが分からんことに拍車をかけてくれちゃってモウ大変!!! みなさん、ひょっとすると日本の裁判官って「国語」習ってないかも…? 少なくとも「誰にでも分かりやすく表現しなくては他人に理解されず、物が売れず 会社がつぶれる」という民間人の「受け手がどう評価するかが勝負の要」の常識が 無い人たちなんでしょうねぇ、 とブツクサ考えている合間にも、ちらほらギャラリーが、カンパが、無言のマウンテン バイクのマッチョマンが、八百屋さんのご隠居が息子連れ立ち孫見送りと。 予報の兆しの雲と風、写真展は5時半まで、盛況とまではいかなかったけどコツコツ。

コツコツが大事です。
ぺンネーム:○と
(写真はT氏提供)






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