NHK「経済羅針盤」長谷工社長出演に抗議
(5月9日)

 NHKは、4月29日の生放送番組「経済羅針盤」の中で長谷工コーポレーションの岩尾崇社長を出演させました。同局ホームページでは「マンションの建設ラッシュが続く中、好調な業績をあげている長谷工コーポレーション。バブル崩壊後厳しい経営環境に置かれてきた中で、岩尾社長は様々な改革を行い会社を建て直してきています。」と紹介。多くの地域で多くの人々が利益最優先の無法マンション建設に苦しめられているときに、裁判・紛争多発業者のチャンピオン格である長谷工の社長が公共放送に登場して会社再建の手柄話をやるのは、世論をミスリードするものであるとともに、無法マンション計画に苦しむ多くの人々の神経を逆撫でするもので、協議会では、放送前から「公正を旨とする公共放送にふさわしくない」と強く抗議していました。それにもかかわらず、同番組は予定の内容で放送され、番組の中では「長谷工手法」の「負」の部分が取り上げられることはありませんでした。
 NHKには放送に前後して、様々な地域から抗議や質問が寄せられていましたが、経済羅針盤の担当者は、抗議の内容や質問にかかわらず、「特定の企業を持ち上げるものではなく、ニュース性があると判断した」「ご理解いただきたい」と一律同文の文書を質問したそれぞれの人々に返していました。
 協議会では、5月9日に、「NHKが、長谷工が地域紛争を多数抱える企業体であることを認識した上で企画をすすめたのか」「事前に伝えていたにもかかわらず、公正な内容にならなかったのはなぜか」などを視聴者総局長などに宛て、15日を回答期限として、質問状を送付しました。 企画自体や番組の内容はもちろん、番組担当者からのその後の対応にも疑問が多く残る結果となっており、視聴者総局から、どのような誠意ある回答があるかが注目されます。





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