(4月6日) 玉川学園地域中の怒りをかっていたナイスによる案内看板が、4月初め、全面撤去されました。 昨年暮れに突如電柱に架設されたマンション案内看板には、町内会や協議会に、たくさんの苦情の声(「東京電力よ。紛争地域と知っての狼藉か!」)が寄せられました。 この広告は、東京電力のグループ会社「東電広告」の管轄で、代理店の「日広通信社」が、当地の状況を考慮せず、ナイスから受注したものであることが判明。東電広告社は各町内会からの抗議に、当初から、住民感情を逆撫でしたことを陳謝し、ナイスに契約の停止を打診していましたが、ナイスが応じませんでした。 その後、「年度内で契約打ち切り」でナイスは折れざるを得なくなり、4月6日、40本全ての撤去が完了しました。東京ガスなどと違い、東電広告社の地域住民の声にきちんと対処する姿勢は(撤去まで時間はかかったものの)常に良識のあるもので、そのCSR(企業の社会的責任)を重んじる態度に、ナイスは抵抗できなかったものと思われます。 3月で駅前モデルルームも閉鎖、撤去され、これで駅構内や駅周辺の商店で見られる案内看板を残し、地域にそぐわない広告は姿を消しました。 |
ガス工事の問題では、東京ガスは、昨年3月に試掘をするにあたり、「試掘を認めてもらえれば、本工事は住民の納得がえられるまでいたしません。工期が遅れても長谷工に事情を話せます。」とし試掘を完了させたのち、約束をほごにして深夜に本工事を強行着工しようとした経緯があります。 |