新春、テント前の写真展
(1月6日)

1月6(土)のテント前での写真展の様子を、ペンネーム:○とさんがレポートしてくれました。


今日は朝から北風の強風! 本日5日は、対策協議会公式の新年スタート日。 午前中集まったこすもす会館では、メンバーそれぞれが迎えた1年の抱負 を語り合いました。 その中で南大谷の仲間が“ガラパゴス諸島の悲劇”の話をしてました。 わたしもかつてかの島の面白野鳥・ガラパゴスフィンチの紹介をこのコラ ムでしたことがあり、関心はひとしおの南国の貴重生物パラダイスがガラ パゴス! この島の生物の進化のトリガーはもともとは気候変動。 そこに今、「温暖化促進」ともっとあからさまな「観光地化」による人災が ふりかかっているというのです。 遠く南米の沖の出来事とこの町に降りかかった企業エゴによる人災はき っと同質のモノなのでしょう。 負の遺産=ユニヴェルを今年こそ一掃しようというガラパゴスをも視野に入れたワールドワイド な年頭の辞に拍手! 加えて、わたしたちがかかえたこの地の問題は「全く新しい価値観の獲 得」に向けた闘争であり、困難はあたりまえ、誇りを持って進めるべき営 為であることだと噛み締めたのでした。
年末の“行く年来る年”みたいな番組で中継されるような名勝は無く、不 便この上ない一見どこにでもありそうで、でも実はめったに無い固有の 地形と文化に育まれた経済的価値に転化不能な“空気感”を景観という 新しいのか古いのかよく分からない言葉に託して守り抜こうという形而上 学的且つ本質的な欲求にかられた運動。 さて、「人災」の爆弾、1/3〜1/14にお年玉大抽選会!ユニヴェル入居募 集景品付きキャンペーンチラシがばらまかれたこの地。 とりあえず見学者が増えるかもしれないので、テント前でやってしまおう 写真展!ということに。 午後1時過ぎからは三々五々にメンバーが正門前に集結。口々に「おめ でとう!今年も頑張ろう!」とやってます。 テントの門松がお似合いの風景。
昨年クリスマスイヴに駅南口でデビューした真新しい写真パネルをズズイ と並べていると、ご近所ギャラリーに混じって見学者の方も。 アレ?かなりのコストがかかったであろう小冊子めいたチラシの割には この午後に確認できた見学者はたったの4組ダケ。 その中の3組は写真展のパネルを覗いてくれました。 ハセコー関係の監視人2名は公開空地の陽だまりから1歩も踏み出さず。 ま、今日は寒いですからね〜。 夕方ナイスの責任者が「ナニアロウコトカ?」と久々に正門前にやって 来たので“新年の挨拶”かなと思ったら、どうも気になるのはズラリと並ん だ写真パネル。 「見てはいけませんか?」と問うので「どうぞ見てください」と応えるが何思 ったのか彼氏、すぐにきびすを返してハートビル法違反の坂をえっちらおっ ちら登り去る。 明日からの対策に去就をめぐらしているのかしら? ユニヴェルの出入り口はたった1箇所。 彼等事業主が描いたこの図式。 案外これが彼等の命取りになっているのかもしれませんね。
ぺンネーム:○と
(写真はT氏提供)






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