04 May. 08
優しい環境を願う皆さんの、皆さんのための、皆さんによる
NO. 21
旧日本IBMグランド跡地対策協議会

重要な局面、今、いっそうの連帯を!
高瀬住宅、成瀬など遠くからも、参加、第4回住民集
どうすれば町を守れる
 傾向と対策が報告される

4月25日、第六小学校の体育館で第4回住民集会が開催され、参加は192名、川島、上野、佐々木市議や弁護団も駆つけ集会を盛り上げてくれました。冒頭、繰り広げられた1年を振り返る映像に、これまでの長い闘いが鮮明に思い出され、続いてハセコー、行政の動向、五叉路の検証、ガードポール設置試案、自然環境保護等、現状分析と対応策が報告がされました。後日、集会の模様と発表内容は、録音入りでメールニュース登録者に一斉配信されました。

局面、環境は変わった
  598戸?仕切りなおしだ
平成15年2月に提示された戸数は610戸でした。3月には592戸、12月には400数十戸が非公式に提示されていました。ハセコーが四者協を離脱した後、昨年12月中旬以降、ハセコーは対策協議会との接触を拒絶していましたが、年明けの1月よりハセコーは行政との接触を始めました。ハセコーは、今年6月から施行される31mの高さ規制の前倒しをするが、戸数は598にする、高さ規制を守るから通行認定を早く出せ、出さなければ、市に損害賠償を請求すると脅しを始めています。昨年の3月にも、ハセコーは、対協の数人に、7名ものお抱え弁護士連名で、配達証明付の誤字脱字の間違いだらけの警告書なるものを送り付けてきましたが、その時の手口と全く同じです。ハセコーという企業には『信義』、『信頼』、『約束』という文字は無いのでしょう。
598戸?冗談じゃない。仕切りなおしだ!
これからの交渉相手は
  五地権者(建築主)なのだ
■平成15年6月末には、建築主はハセコーから東武鉄道、ナイスなどの5地権者に替っている。これら地権者が、オーナーであり、ハセコーの巨大な環境破壊マンションの建設資金を出す元締めです。ハセコーは、一建設業者であり、オーナーでもなければ、マンションの建築主でもありません。この地域の環境問題の現実と、ハセコーが引き起こしている多くの問題は、ハセコーのフィルターを通してではなく、私達と地権者(建築主)との直接の話合いしか解決の道は無いのです。昨年12月には、ハセコーは地権者に会わせると約束していました
その約束は、未だ不履行のまま!

ハセコー、地権者は未だ
  行政指導にソッポ向く

『町田猛禽類調査プロジェクト』からは、行政、ハセコー、地権者らの動向が報告されましたが、ハセコーと地権者は、国や東京都、町田市が求める、オオタカの事前調査を未だ拒み続けているといいます。絶滅危惧種の棲息が確認され、国の指導である事前調査を拒否する業者は、業界の中でも唯一ハセコーだけであると言われています。環境保全を謳う東武鉄道などは、このハセコーと同類なのだろうか???。

ハセコー、執拗に警察へ
  199台の通行許可申請

2月には174台の大型工事車両の通行許可を町田警察は条件付で下ろし、4月22日には、2ヶ月間の199台もの通行許可を下ろしています。警察に対しては、ハセコーは住民にも学校にも全く説明をしていない、数ヶ月も何の協議もされていないと伝えてありますが、町田市に執拗に圧力をかけ、警察を含む行政の隙間を狙うハセコーの強行着工は否定できません。その時、私達は裁判で臨む覚悟です。
『ハセコーの横暴は容認できない、住民、行政、議員の更なる連帯と団結が必要!』との呼びかけは、割れんばかりの大拍手で再確認されました。
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