04 Apr. 20
優しい環境を願う皆さんの、皆さんのための、皆さんによる
NO. 20
旧日本IBMグランド跡地対策協議会

原点に戻り、私達の町を守りましょう!
計画見直し申入れから1年、未だ改善案の提示なし
長谷工、地権者
  話合いに応じず

旧IBMグランド跡地への巨大マンション計画に町が揺れてからはや一年を過ぎました。一貫して「納得のいく説明」を求めてきた3町内会連合の組織である対策協議会に、長谷工はプランを示せず、計画は止まったままです。また、地権者も再三にわたる要望を無視し、一切顔を出さないまま今日にいたっています。

「無謀な計画」そのものが
  工事を頓挫させている
なぜ、工事は止まっているのですか?協議会にはそんな質問がよく寄せられます。長谷工は連絡に応じず行政も中立の立場があるのか、協議会には正確な情報が入ってきません。しかし、600世帯2000人が住む巨大なコンクリートの固まりが、静かな町のど真ん中に出現するのです。交通、学童、自然環境など、どれをとっても計画が成り立つわけがないのです。

渋滞による損害
  毎年14.7億、試算でる
今回のマンション計画が実行された場合、町の交通がどれくらい負荷を受けるかを調査した、建築計画研究室の(深川良治代表)にの試算によれば、恒常的な渋滞による損失をお金に換算すると、被害総額が年間14.7億、50年で386億にのぼることが判明しました。緊急車両の到着遅延とともに見過ごせない結果です。
オオタカ暮らす自然を守れ
  問われる事業者の姿勢
協議会では絶滅危惧種「オオタカ」も生息する玉川学園全体の自然環境の保全を呼びかけています。「町田猛禽類調査プロジェクト」の報告では、二年近くの事前生態調査を実施せよとの行政当局の指導にも関わらず、事業者にはその姿勢が全く見られないとのこと。住民集会で、その後の詳しい報告をお願いしています。
町壊しの地権者
  環境守れと直接抗議開始
事業者の説明責任を放棄し続ける長谷工は論外としても、その影に隠れ説明どころか地元へ一切顔を出さない地権者5社。自然環境を遵守するとの理念を掲げながらも自然破壊計画をやめない東武鉄道株式会社(根津嘉澄社長)へは、巨悪の影に隠れるのではなく、直接実態を把握し対話に応じるよう申し入れました。回答期限は23日。東武の対応に注目。

次なる巨大計画に警戒
高さ制限が10mの第一種低層住宅専用地域の中に存在する高さ制限の無い第二種中高層指定の土地はIBM跡地だけではありません。三井住友海上研修所も三菱化学研究所も、今後の動向が注目されます。どんな町づくりを目指すのか、行政任せではなく私達自身で話し合ってゆかねばなりません。

最新の情報を伝えます
刻々と変わる情勢の変化に振り回され、住民の皆さんに情報をタイムリーにお伝えできず申し訳なく思っております。問題の「今」をできるだけわかりやすくご提供したいと思っています。どうか「私達の町づくり」のために、奮ってお出かけください。
4月25日(日)10時、町田第六小 住民集会にいこう!!

http://gakuen-minamidai.hp.infoseek.co.jp/jichikai.shtml