04 Jan. 14
優しい環境を願う皆さんの、皆さんのための、皆さんによる
NO. 18
旧日本IBMグランド跡地対策協議会

道路を制する者はマンションを制す
1月12日、第3回住民集会で失敗したハセコー実走行結果報告を大放映

さくらんぼホールに120名余が集まる
1月12日(成人の日)の2時、玉学のさくらんぼホールには他町内会の住民も参加。去る11月25日にハセコーが実施した実走行テストで発生した大渋滞を目の当たりにし、ハセコーは小学校前のルートを画策しており、不安に思う住民の輪が広がりつつある。12月中旬以降、ハセコーは、指導要綱による協議でもある『四者協議会』を放棄しておきながら、必死に行政に圧力を掛け、議員達に懐柔工作を展開。そんな状況の中、PTAの立場からは『通学路、学校問題』、実走グループから『ハセコー実走行テストの結果と問題』、愛護団体からは『オオタカ問題』がスライド、BGM付きで報告された。失敗に失敗を重ねているハセコーの準備不足説明会とは、内容、質とも段違いは言うまでもない。

清水代表突然の入院も住民硬く結束!
冒頭、清水代表が体調不良で緊急入院の報告があり、会場は一瞬どよめきが走ったが、野村、安達、京谷の3副代表の凛とした姿勢に、会場は揺るがず、ハセコーは工期18ケ月、2005年8月末竣工と言っている。逆算すれば、この1月、2月が重要な局面となると副代表よりの報告があり、運動の新たな出発と、硬い信頼と結束が確認された。

町田市をナメテはいけない!
ハセコーは、昨年8月の住民説明会を逃げ出し、11月には四者協議会を投げ出し、まともな説明会と回答が出来ていないまま、行政に指導要綱による協定締結と道路使用を迫り、古参議員へロビー活動を展開しているが、合法、適法好きのハセコーにしてはあるまじき行為。ハセコーにとっては重要な局面かも知れないが、約束した手続きと回答をすることが先。1年前の町田とは違う、筋違いの行為には毅然と立ち向かうだろう。

電光石火のガードレール請願可決!
僅か一日足らずで、579名の署名を頂いて提出した、取り付け道路への『ガードレール設置』の請願は、12月市議会で全員賛成で速攻可決。現実にはガードポールの形式となろう。ここの道路は危険道路と市も認識。ハセコーには安全対策が全く無い。それでも工事を進めようとするハセコーの危険な工事車両から身を守る自衛の策。法の下での権利を主張する前に、安全対策をとるのは当然の事。

地権者、建築主は何故顔を出さない!
ハセコーを代理人にしているのだから、顔を出す必要も無いし、挨拶をする必要も無いということらしいが、これは非常識というもの。自分が作るマンションの住民の為にも、親でもある建築主が地域住民に挨拶と説明をするのは至極当然の事。何を心配しているのか?? この地域の人達は礼をわきまえてますよ。ようやく、姿を見せてくれると約束したようだが、こういう事は早ければ早いほどいいですよ、ハセコーさん、建築主さん・・

道路を制する者はマンションを制す!
11月25日にハセコーが実施した工事車両の実走行テストは大渋滞を引き起こし大失敗に終わった事は衆知の通り。性懲りもなく、今度は小学校前ルートを画策。実走グループが、あらゆる角度から道路問題を指摘、ハセコー計画の矛盾を検証。
母親は立ち上がる、切々と訴えた!
今の計画では、2、3年もすれば200名を越す児童が南大谷小学校へ押し寄せることとなる。教育環境の劣悪化、工事中の通学路の危険が訴えられた。中でも、高層マンションが与える子供への精神的悪影響を述べていたのが印象的であった。学校の建物が3階、子供を育てる場のマンションが5階以下というのも理にかなった論理。養鶏所の鶏ではないのだから・・
オオタカの子供は無事に巣立ち・・
愛護団体の専門家から、オオタカの子供は無事に巣立ちをしたとの報告に会場は一様に安堵。オオタカは自然豊かなバランスの取れた環境の象徴。そっとしておくことが一番とレクチャーを受け、無事を願った。町田の宝、日本の宝を守れないで、環境に配慮したマンションとは何かがオカシイ。
編集後記 清水代表の一日も早い体調回復を願ってやみません。会場で¥69630のカンパを頂き有難うございました。

http://gakuen-minamidai.hp.infoseek.co.jp/jichikai.shtml